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Brain Gym and Myself
Brain Gym and Myself
 
ブレインジムインストラクターとなって
2007年1月に4日間・32時間におよぶTeacher Practicumコースを無事終了して、講師のケイさんよりインストラクターのトレーニングが終わったことを示す受講証明書を渡されました。2002年に初めてブレインジムコースに参加したとき、自分がインストラクターになるなど考えもしませんでした。

この5年の間、ブレインジムコースと教育キネシオロジー関連の講座を海外講師を招いて開催したり、イギリスで講座を受講したりしながら学びを深め、ブレインジムのすばらしさを実感しています。ブレインジムインストラクターとして、このすばらしいワークを多くの人と分かち合っていきたいと思っています。



ブレインジムとの出会い
イギリスにある、ハイバーニア校(Hibernia School of Artistic Therapy)で、後進の指導にあたるアートセラピストの大先輩が「患者さんや子どもたちと行なって、とても効果があるエクササイズ。でも学校では取りあげなかった」と言って、ブレインジムの本を見せてくれました。

 動きを伴うものは本で見るだけでは分かりにくく、2002年の夏休みにブリストルで行われた講座を受けてみました。私は、4日間、32時間におよぶブレインジムコースを受講しただけでしたが、この講座は、University of the West of Englandで行われた、教育キネシオロジーの国内コンファレンスの一環として行われ、他の様々なレベルのコースや講演などをあわせると、コンファレンス自体は、10日間にもわたる、大きな集会だったようです。

ブレインジムコースの受講者は、40名ほどで、そのほとんどが学校の先生でした。作業療法士や、もう既にブレインジムのインストラクターとして活動している人も参加していました。

 学校の先生とペアを組んで演習をしたりすると、実際に、彼等が学習の場でどのように子供たちとブレインジムを使おうとしているかを、伺い知る事ができました。一日の始まりに、ブレインジムのエクササイズをする、という学校も、イギリスでは増えているのだそうです。

 コースの間、昼食は学内の食堂に用意されていました。イギリスのパブ料理によくある、ポテト山盛りの昼食を食べていた私のテーブルに、みどり色の目をした女性が座りました。彼女は、私たちの講師ではなく、上級者のためのコースを教えていたようでした。実は、あまり、会話の内容を憶えていないのです。日本からきた事、私が何をしているかなどを話したのだと思います。私は、4日の間、消化できない程の情報を与えられました。

 ブレインジムは正式なインストラクターにならなければ、人に教えることはできませんが、自分の仕事の範囲以内で行うことは奨励されています。私はアートセラピーのセッションの始まりにブレインジムのPACEを取り入れ始めました。

 2002年の暮れ、12月になって、真夜中に英語で電話がかかってきました。相手は、「Bristolで、一緒に食事をした、kay Mc Carroll」と名乗り、新しい事を一人でやって行くのは大変だから、手助けしたい、と申し入れてくれました。

 こうした不思議な出会いと御縁で、2003年1月に、横浜のフリースクール【楠の木学園】で、初めて「ブレインジム説明会」を開催する事ができたのです。

 初めて、ケイの講義を聴いた私は、この人にまた教わりたい、と思いました。そして、彼女の協力を得て、日本でもブレインジムコースを4日間かけて、開催する事になったのです。